『3年生クラス対抗フラッグ戦(ルール説明)』(解説:原田秋彦)
まあ、大雑把に言えばエアガンの代わりにペイント弾と呼ばれる、色粉(石灰)の入った布状の ボールを使うサバイバルゲームのようなものだ。
わかりやすさを強調するために、フィールドには サッカーグラウンドを使用し、敵方のゴールポストに立てた フラッグを倒した方の勝ちとなる。
ペイント弾を当てられた プレーヤーは退場。
フィールドには遮蔽物となる 壁と ペイント弾が各10個用意され、いずれも自由に使用可能。
ペイント弾を当てた プレーヤーは、できるだけ「HIT!」と宣言すること。
この意義は、混戦時に 被弾した プレーヤーが気づかない可能性がある為、円滑さ促進の効果を狙ったものであり、強制ではない。
被弾しているにも拘わらず、不必要に フィールドへ残っている プレーヤーは審判により 警告を受ける。
被弾による 警告を受けた プレーヤーは「ゾンビ」と呼ばれ、 ゾンビが敵対行動をとった場合は 強制退場となる。
強制退場者が出たチームは、その度に プレーヤーをマイナス1カウントされる。
敵陣ペナルティエリアへは2名まで、自陣ペナルティエリアへは5名まで同時に入ってプレーができる。
この許容数をオーバーした場合は、審判によりゲームを一時中断され、直前のポイントから仕切り直しとなる。
審判は主審1名、副審2名により、ゲームをコントロール。
警告時、 強制退場時の プレーヤーへの対応はサッカーのルールに準ずる。
ゲームは 15分で終了とし、それまでにどちらかの フラッグが倒された場合はその時点で倒したチームの勝ち、 時間内に双方とも フラッグが残っている場合は、残存 プレイヤーが多い方の勝ちとする。
フィールドに入れる プレーヤーは30名まで。
その範囲内であれば、必要に応じて随時交替可能だが、 被弾者、及び ゾンビによる参加は不可とする。
尚、待機中の プレーヤーは、敵対行動さえとらなければ、 ペイント弾を回収する等、自由にゲームへ参加しても良い。
また、 被弾以外に 敵プレーヤーを死亡させることは不可能とし、暴力行為などゲームを妨害する行為は 強制退場扱いとなる。
上記以外とくに制限を設けない。
・・とまあ、実に学校内のグラウンドで行われる体育祭に相応しい、汗と涙がよく似合う、スポーティーさ溢れるゲームというわけである。
わかったよな?
・・・えぇっ、わ、わかりにくい???
ん〜・・・それはまあ、執筆時に適当に考えたゲームだからなぁ・・・仕方ないと思うぜ。
ええと、ま〜・・・あんまりこのへんは、ストーリー自体に関係ないっつうか、ぶっちゃけ審判もルール無視したりしてるから、さらっと斜め読みして、本文に戻ってくれてもいいよ。
んじゃあな〜。
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